二十四節気七十二候
小暑(しょうしょ)
梅雨がもうすぐ明けて本格的に暑くなる頃。
二十四節気では、小暑(しょうしょ)あたります。
例年この頃のたを臨むと水を張った中にニラのような状態のイネが脇芽を少しずつ増やしながらワサワサと生え揃っていく景色が目に飛び込む時期ですよね。
今年はこのところの雨で福岡県内では、水浸しの田んぼや畑がSNSなどで多く見受けられました。
水不足も大変な問題ではありますが、特にここ数年の集中豪雨は作物は勿論のこと社会生活にも多くの支障をきたし治水など課題が浮き彫りになっています。
自然と共生していく上で取り組むべき重要な事柄ですね。
七十二候
日本では季節を細かに分けて目安にしています。
それが、「二十四節気」と「七十二候」です。
日本では基本的に、農耕主体の生業を古より営んできました。
故に、「二十四節気」と「七十二候」とは農業の作業の流れに概ね沿っています。
ただ、旧暦ですので今とは少しずれがありますが、、、。
種まき
二十四節気「小暑」の二つ前の「芒種」に時の如く種を蒔く時期となってますが、実際はこの頃が田植えの時期にあたりますね!(福岡)
更に三つ前の「穀雨」4月下旬が田畑の準備を整える頃で春雨で稲の成長を促します。
七十二候で言えば「霜が終わりイネの苗が成長する」をあらわす「霜止出苗 しもやんでなえいづる」にあたる頃です。
これらの季節経て今の田んぼは、張られた水とニラの様なイネの葉がキラキラ眩しい少しだけ青臭い香りのする表情を見せてくれます。
田園風景
油山のふもとで育った僕にとって、田んぼのある風景は極々当たり前でした。
見渡す限り田んぼと土手と竹藪と臨む油山!
ゴールデンウィーク明けの水の張られた田んぼ、梅雨時の水が溢れる用水路、スィーと泳ぎ出したちっこいカエル、うだる暑さ夏休みに部活に行く時の青々とした成長したイネが日常でした。
いまだに、その田園風景を見るとココロが暖かくてゆったりするのはその頃の記憶の所為?
何だかノスタルジックな気持ちになりました。。。
そんな、田園風景を残していけると良いですね!