除夜の鐘

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一年の締め括り

12月31日と言えば、大晦日。

気忙しく過ぎた師走の最終日ですね。

僕の小さい時から大晦日は、「紅白」「年越し蕎麦」「行く年来る年」「除夜の鐘」

と大体決まったワードがありました。

小学生くらいまでは、自宅や祖父母の家でその時間をしんみりと過ごすことが全てで、

街の空気感もそんなものでしたね。

12月30日までに祖父母の家では近所の親戚の女性陣を中心におせち料理などの準備をして

慌ただしく、子供の頃はワクワクしてましたねー。

その材料はクリスマス明け頃に祖父と「博多の台所」柳橋連合市場の贔屓にしている商店に

連れられて行ったものでした。

活気があり、白い息が年末感を更に盛り上げていました。

買い物の帰りには、祖父の行きつけの喫茶店に必ず立ち寄っていましたね。。。

スーツをビシッと決めて明治生まれにしては長身でハイカラな祖父でした。

そんな年末の風景がその時は当たり前で、今になると原風景的な僕の年の瀬でした。

その当時は何も考えず当たり前の「季節行事」でしたが、

多少の違いはあるのでしょうが祖父母の小さい頃もそう言う感じの年末の風景があり、

脈々と繋がっている所謂「日本の文化」の一つなのではないでしょうか!

これからのカタチ

最近では、クレームに対して過剰に反応し過ぎていると個人的には感じています。

誰でも文句を言われるのは嫌だと思います。事業を生業にしていれば尚更だと思います。

少数のクレームに対し「取りやめ」たり「中止」したりその対象を無かった事にしてしまう対応を良く見かけるような気がします。

それは、簡単だと思います。

ただ、根本の解決にはなっていませんよね。

一つ一つの事柄を一括りには何とも言えませんが、文化や脈々と続く行事に関しては、問題点を洗い出してクレームを出された側と折り合いをつけていく事が必要ではないのでしょうか?

「除夜の鐘」もうるさいからというクレームを「中止」という対応で本当に良いのでしょうか?

中止に至る過程は諸事情あるかと思いますが「文化を無くす」のは些かやりすぎではないでしょうか?

無くなってからでは間に合いません!

各個人だけの価値観ではなくもっと広い視野で、皆で考える時期に来ているのかも知れませんね!

では、油山の除夜の鐘を遠くに聴きながらしんみりと2020年を迎えましょうかね!!

皆さま、良いお年をお迎えください。

福岡市南区の花屋アンズガーデンスタッフ一同より。

ps.2020年は1月6日月曜日からの店舗営業になります。

 

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